松高アニュアル

マニュアル?アニマル?
「年に一度の」という意味だそうだ。

年に一度、松戸高校芸術科の卒業生が作品を持ち寄って開くグループ展。

先日からは母校の職員玄関の「ギャラリー」に場所を変えてやっている。

その前の卒業制作展も見にいって来た。

なんで私が松高なんだというと、なんとなく成り立ちが我が柊展と似通っているからというそれだけ。

余計なお世話といわれそうだが、陰ながら応援している。
長年、制作し、キャリアのある作家と違い、芸術とはまた別のところでの迷い、悩みもあるだろう、それでも創作から離れないでいる事のしんどさ。

こんな事していていいのかとか
他に自分を生かせる道があるんじゃないかとか
絵で食っていけるのかという不安。

あった、あった。私にも。



そんなところで勝手に共感し、勝手に応援している。







何と立派な学び舎か。クルマ用のスロープが弧を描いて2階職員玄関に続いている。クルマ寄せがある。!
(なんのため?)長年の謎。^0^

科学特捜隊のロケに使えそう。
とにかく
庭園のようにゆったりした敷地に豊かな緑。藤棚もあったよ。

バスはこのロータリーで回転して外の停留所で客を乗せる。天文台もあるし確か合宿で使える宿泊施設もあったはず。県下でも有数の豪華さなんじゃないか。うらやましい限り。なあ、Miho殿・・^0^;


事務室に行き作品の見学に来た旨伝えると、どうぞごゆっくりと歓迎?された。

正直、芸術科を置く高校だから、さぞかし展示空間も展示方法もそれっぽくアートな雰囲気を醸し出しているかと思いきや、急ごしらえな印象もありちょっと残念ではあったが・・・。






写真はないが、つきぬけたような明るさと若さ溢れる作品がある一方で
暗いバックを後ろにあおむけに横たわる裸婦。ヒトの頭蓋骨と脊柱や心臓をモチーフにしたドキッとするような版画。など重厚な作品が展示してあった。






煉瓦の壁をバックに鎮座するは泣く子も黙るミロのビーナス



この辺のチョイスが普通の高校のセンスではない^0^

ビーナスを飾るか・・・。




木炭紙を持ってきて石膏デッサンしたくなるではないか。

いいな、いいな、青春ていいな。いいないいな松高っていいなの一日だった。