うつむいて

「俺は別に自民党が嫌いというわけじゃあないし支持してるわけでもないんですよ。阿部さんだっていい所あるしね」などと
無党派を強調しておいて、カンニング竹山氏は自分の持ちコーナーで熱く語り始めた。
jogで鍛えられたか最近硬派な発言が目立つ。

骨子はこうだ。




なんでも自民党の石破幹事長が「スマ×スマ」に出演したのだと。
石破氏に限らず、テレビの常連のような政治家はたくさんいる。
当然、反対に滅多にテレビに出ない人もいる。

出ない人は全然出ない。それはそれはもうはっきり色分けされている。
ご本人が出演を断る場合もあるだろう
反対に政治家サイドから「出てもいいよ」と水を向ける人もいるそうだ。
^0^
制作サイドが面白くなりそうもないと出演を依頼しないこともあるだろう。
スポンサーにとって都合の悪い事を言う議員は相手にされないだろう。






有権者の中には政策ではなく「ぁ、知ってるこの人テレビに出てた」くらいの理由で投票することもあるだろう。

これではいかんのではないか・・・と
どんな投票理由にせよ

決まったものはひっくり返ることはないのだ。
取り消しが効かないのが選挙(あたりまえだが)

だから、俺たちはテレビに出ない人の意見も聞かなくちゃ。


そんな内容だったと思う。

いやー 石破氏はあのこわもての面構えに似合わず、カレーを熱く語ったり兵器オタクとしても有名。つまり、政治家にしては珍しく「突っ込み」がきく人物だ。そしてボケ役にも回れる。
絵になる、恐い顔とナンパな話のギャップがテレビ受けしているのだろう。


党首討論で民主の何とか氏が「サザエさんに出てくる波平の年齢をご存知か」とぶちあげた。何でも少子化対策に結び付けたかったようだが最後まで趣旨がわからずまじめに答えた阿部首相も「なにいってんだおまえ」な顔だった。


サザエさんで注目を集めたかったらしいが。面白くもなんともない受け狙いを得意そうにしゃべる輩には困ったものだ。




しかし、問題はそこではない。


そんなやり取りがあって、周囲の失笑をかったというそんな場面をテレビがわざわざ取り上げて電波にのせて、件の困った議員とまたぞろ阿部氏の顔がテレビに大写しになるということだろう。



投票所に着くまで誰に入れるか決めかねて、掲示板の前で「ア!この人あんときのおバカな議員だ」と思い出し「まあ、他は知らない人だし」と「清き1票」を「行使」するなんて図は十分あり得るのだ。



大体野党は今幾つあるのか、その名称は?
民主は野党らしい。維新 みんな 社民、共産、たちあがれ・・・・
きのう緑の党というところのポスターを見かけた。あとはなんだっけ。



分らないのだ。いや、そもそも維新は野党なのか?
みんな も たちあがれ も昔の自民党の面々。
自民とどこが主張が違うのか。
わからない。

肝心の事が分らない。伝えない。

テレビや新聞が黙殺しているその他の政党の主張はどうやって知ればいい。
今はやりの「詳しくはホームページで」かな。


考えてみれば
われわれは目隠しされた状態で投票日を迎え、知名度だけで投票するという・・・・恐ろしい事をやらされているのかもしれない。







自公は平和憲法を変えたくて仕方ない。
そのために96条の「憲法の改正」に必要な議席数を3分の2から2分の1に換えようとしている。なんとも露骨な話だ。歴代の自民だってそこだけは手をつけなかった「聖域」



自衛隊を防衛軍と正式に認め、ゆくゆくは核武装。もちろん軍事費はどんどんあがっていくだろう。
まさかね、そこまでは・・・

いや、本気でしょう。満を持して一気に戦争にもっていくでしょう。太平洋戦争突入の時のように。そして、言論表現の統制。
それ位に考えておいた方が良い。



2030年までに原発は失くしていく。維新はこの公約さえ反故にした。テレビの常連議員は改憲派がほとんど。

原発はなくすべき」
たったこれだけの言葉がテレビでは聞かれない。
これが日本だ。僕らの国だ。




だけど僕たち若者がいる。しかし

その若者もいまや高齢者。



今の若者はうつむいてメールを打つ
うつむいてゲームをする。後ろに人が立っても気がつかない。










うつむいて

うつむくことで

君は自分を主張する

君が何に命をかけているかを




うつむけば

うつむくことで

君は私に否という

否という君の言葉は聞こえないが

否という君の存在は私に見える




うつむいてもいいから否と言ってほしい(無理やりなつなげ方お許し下さい。)^0^