絵のリフォーム


凍えるような寒さだ。
寒の戻りで2月に逆戻り。
4月でこんなに寒いのは珍しいという。

どこぞへスケッチブック持って出掛けようと思っていたのだが・・・・



何と無く昔のスケッチの一枚一枚を眺める。
大体、松竹梅と3ランクに分けた。
捨てたいものがある。絵として完成度が低いモノ、なんの思いも籠っていないもの。いい加減な気持ちで上っ面をなぞっただけのもの
などなど。
思い切ってを50枚ほど破り捨てた。

時々、私はこうして退路を絶つ。
そのことで少し弾みがつくような気がする。


あまりもったいないという気はしない。
むしろ快感に近い。
いつまでも引きずっていたくない。




さて、「」は
描いたときからどうもしっくりこないものがある。
さすがに
構図を変えたり色を変更したりは無理。
ならば裁断して構図をかえたらどうだろう。


ハサミでどんどん切っていく。
切る事で絵が締まることもある。
そんなふうにしてリフォームした20年前の作品だ。





左右上下をカット。^0^




おもに左右をカット。富山の入善町


新松戸4部作。当時はまだ畑や空き地が多かった。荒涼たる眺めだった。