繋がるという事

あのお通夜から早いものでひと月。
伯母の納骨のため下町の小さなお寺さんに母と行って来ました。お通夜の時の顔ぶれが揃います。今日の読経は40分ほどで済みました。^0^読経の間は心静かに目をつぶったり好きにもの思いにふけったり出来るので、なんだか最近好きになってきた(?)


無事お骨をお墓に納めて浅草のホテルで会食です。窓からは花やしきの鉄塔やスカイツリ―がよく見えました。ひと月前に会ったばかりなので今回は大体の顔と名前が一致して私も会話に入る事が出来ました。これ位のスパンで会っていれば親戚づきあいも愉しかろうに。・・・80前後のお年寄りは話題はどうしても病気や入院の事が多くなります。若い頃だったら退屈で苦痛なだけの話題ですがあと10年もたてば人ごとじゃない。正直父とはどんな関係の方なのか秘密めいた方もいるのですが、(戦中戦後の混乱期は今では考えられない事もあったとか)今更そんなことは聞けないし。どうでもいい事。はっきりしているのは、生前の父と少なからず縁があった…いや、血のつながりもあった大切な人達ということ。父がいなかったら出会う事のなかった父につながる人たち。 図らずも私の中では父を回顧するひとときになりました。
お開きになれば、今度いつ会えるかわからない。かけがえのない時間です。


「きょうはごちそうさまでした」「また、一周忌で」「おやすみなさい」
ロビーで皆さんとお別れしたらなんだか夏もこれで終わったような気がしました。