♪えんぴつが一本僕のポケットに

長年使っていた電動鉛筆削りがいよいよ動かなくなったので、これを買いに行きました。電動にしようかとずいぶん迷ったのですが結局昔ながらの手動式に。音もなく軽く削れていい感じ。重い鉄製でぴかぴかのメッキに青い塗装でなかなかの存在感。道具っていう感じ。ハンドルを回すのがコーヒーを挽いているようで楽しい。
それにしても、はじめどこにあるのか見つからず店員さんに聞いてやっと見つけた次第です。文具コーナーの足元に在庫品のように置かれていました。
ただひたすら鉛筆を尖らせるためだけにある愚直な道具。見ているとなんだかほっとする。
いつだったか、テレビチャンピオンに出ていた木工の職人さんが「道具は便利だから良いとは限らない」といっていた。確かに電動工具は早くて綺麗で良いのだけど時にはこうして気持ちをこめて作る事も必要なのかもしれないなあ。