想像力が大切

きのうの朝日新聞
10メートル超の津波が来るかもしれないと、実は4日まえに東電が安全保安に連絡していたそうな。しかも09年にも同様の報告があったと。
なのに、保安委は「あくまで仮定に基ずく試算」として対策も公表もしなかったそうな。4日前じゃ何も出来なかったかもしれません。でも、地元に大津波が来るかもしれないという警報を出していたら・・・海に生きる人達が独自の判断でなんらかの対策をとったかもしれませんね。
霞が関のお役人たちがとうの昔に失った想像力や第六感を働かせて何人かの命が救われたかもしれない。相手が発電所であろうが、見通しが効かない交差点では一旦停車して安全確認をする。そういう話だと思います。
 結果、無駄骨になってもいい、もしかしてと思って最悪の事態に備える事が大切なんだと思います。でなければこの国の地震予知の技術はなんのためにあるのでしょうか。無念です。