大人げない

中国漁船の衝突事件がなにやらオオゴトになってきました。


双方の団体旅行の中止、スマップの公演の延期、政府高官の交流の中止などなど、あちこちで軋みがでています。
前原外相がクリントン国務長官と会談して、このことを取り上げると、尖閣諸島日米安保条約が適用されるとの見解を示したとのことです。まあ、アメリカも応援するから頑張って、ということなんでしょうか。菅さんもオバマ大統領と似たような話をしたとのこと。
肝心の中国との交渉の前にアメリカに泣きついて「困ってますぅ」とやってしまっては
中国の心証はますます悪くなるばかりでしょう。
やっちまったなあ・・・



今朝の新聞では中国がレアメタルの輸出をストップしていることを報じています。
レアメタルと言えばハイテク製品をはじめ電気自動車の肝であるモーターとリチウム電池にかかせない材料。
しかも世界の産出量の97パーセントを中国が握っている。これから、電気自動車の時代という時に、日本の一番弱いところをついてきました。
 

なんだか、中国って不気味な国だなあ。
国営新華社通信は、中国のマイナスイメージなるような事は伝えない。そのかわり首相が避難民と握手したり、軍の救助作業の映像を繰り返し流したり。

新しく航空母艦を建造してるらしいし、軍備は着々と増強。

かと思えば著作権なんか関係なく日本やアメリカの人気キャラクターのかぶり物やグッズを平気で作ったり、電化製品やCDなどのコピー商品や海賊版をバンバン売りまくってるしなあ。
一方で都市部と農村部の貧富の差はいまだ大きいという矛盾も抱えて。
混沌としたつかみどころのない国、という感じですよ。