クルマはどこへいくのか

本日、第41回東京モーターショーの一般公開です。
モーターショーに初めていったのは、小学生の時。クルマ好きだった親戚の叔父さんに連れていってもらいました。当時は晴海の国際展示場(という名前だったかな)でした。
 クルマを見に行ったというよりは「ひと」を見に行ったという印象の方が強い、と言うくらい、まーあものすごい人ごみ。小さい私はもみくちゃにされました。すごい熱気でみんな食い入るようにクルマを見てましたね。カタログ山ほどもらって、興奮して帰ってきたのを憶えています。思えばあの頃は欧米車に追いつけ追い越せの時代だったんですね。

で、時は流れ今回です。嗚呼・・・・・、栄枯盛衰、諸行無常。外国の出展はわずかに3社。国産車も淋しい展示になっているようです。なにせあのGMやフォードも来ない。
 なにしろこの不況ですし、若者のクルマ離れ、ゲームやパソコンなど他に楽しめるグッズには事欠かないし、という事なんでしょうか。
 朝刊に出展車の写真広告がありましたが、マツダの清(きよら)というコンセプトカー、ヌメヌメしたデザインでまるでエイリアンのごときです。「あげる」と言われてもいらないなあ。「ビアンテ」しかり「デミオ」しかり、最近のマツダデザインはどうしちゃったの。IーSTOPというシステムは面白いと思いますが。
 あと「家庭のコンセントから充電できる」といううたい文句。青空パーキングやマンションに住んでいる人はどうするんでしょうか。コンセント付きのガレージを持っているお金持ち専用?
 エコとかCO2削減もいいですが、イコール新車買い換えという図式はどうも納得いかないのです。
 かく言う私の愛車は14年前の「スバルドミンゴ」という1ボックスのオールドカー。中古で買いました。サイズは軽とほぼ同じですが1200なので出足はいいし、ホイールベースが短いので、小回りがききます。遠出はきついですが、日常の足としては十分です。とにかく駐車で気を遣わないのが気に入ってます。しかも、なんとポルシェと同じリアエンジン、リアドライブ!わははは!
 いわゆるエコカーではありませんが、1台をながーく使うのもエコのうちかなと思うのです。
 今のところ買い替えるつもりはありません、というか、乗り替えたいと思うようなクルマがないのです。お金もないんですけどね。(笑)