新聞記事から

朝日新聞をめくっていたら、ある記事に目がとまりました。
見出しは「イルカ漁の実態は?」
 和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした米ドキュメンタリー映画「ザ・コープ」の上映をきっかけに海外から起こった批判がやまない
というもの。
 漁はせまい入り江に追い込まれたイルカの群れを銛で突き刺していくという方法。
 太地町では400年のむかしから捕鯨の歴史があり、イルカ漁もさかんだったとのこと。

 正直「イルカ漁」というものを、私は知りませんでした。イルカの肉を食べるという概念がまったくありませんでした。ちょっと絶句です。
 太地町にはそういう文化?が400年の昔から根付いていてさほどの抵抗ははくなっているのかもしれません。しかし、よりによって鯨とイルカですか・・・・・。

 他に水産資源はないのでしょうか。日本の捕鯨に諸外国から批判の声があがっていることを知らないのしょうか。その日の食べ物にさえありつけるかどうか、という人々が何億人といる世界の中で一部の「グルメ」と称する人の舌を喜ばせるために、知能の高いイルカや鯨をとることには、強い抵抗を感じます。

 じゃあ、豚や牛、羊、鶏を食べることはどうなのかということになります。大きな矛盾です。反論できません。
 でも、イルカはどうしても食べられません。