個展最終日


ここ2日、マンションの理事会の歓迎会や理事会、加えて修繕委員会などが続いて気ぜわしく疲れ気味。

そごう詣でも今日で終わり。
まあ、なにしろ基本「通路」だから
通行するところだ。
ちらっと視線を投げる人はいても、立ち止まって見てくれる奇特な人は少ない。
目的の売り場目指してサッサと足早にみなさん去ってゆく。



私物を半透明なバッグに入れて、ヒールを音高く歩いて行くのはそごうの店員さん。もちろん仕事中のんびり絵画鑑賞なんて許されない。


「おじさーん おいらに靴、磨かせておくれよオ!」
とでもいいたくなる^0^

仕方なく人間ウォッチングだ。

先日、ベンチに座っていると
コメント帳の前でずいぶんと長い間佇んでいる女性がいた。書き終えた頃あいを見計らってお礼を言いに行こうと思っていると、ペンを置くやいなやパッと立ち去ってしまった。あちゃー



ノートを観ると10行位に渡って感想を書いてくれていた。
なにか、感じるところがあったようだ。
ノートに書いてくれるのはほとんど知り合いで、わざわざ見に来てくれた人がほとんど。
感謝。
ただ、「お会い出来なくて残念」と書き残す人もいて・・・
失礼をしてしまった。
在廊日と時間を書くべきだったなと反省。




また、ある時は「ああ、ここ知ってるわ」とかおしゃべりしながら一点一点ゆっくり見てくれたお二人連れがいて、自己紹介したら、しばし立ち話になった。

初対面でも「ここは良い所ですよねー」なんてところから話の花が咲く。
ご近所スケッチの醍醐味かもしれない。




この3年ほど立て続けに個展をやった。
あんなに敷居の高かった個展。
うん、面白いじゃないか。
人目に晒すもの悪くない。
作品が鍛えられる。
自信に繋がる。




調子にのって
7月、流山のカフェギャラリー灯環(とわ)さんで個展をやる申し込みをしてきた。
蔵を改装したこじんまりとしたカフェ。去年オープンしたばかり。


真っ白な外壁が美しく
中に入れば見事な梁が重厚な雰囲気を醸し出している。ご家族でやっているようであたたかい雰囲気だ。
この冬、立ち寄ってすっかり気にいって一度作品を並べてみたいと思っていた。
さて、どんなDMにするか迷いながらも楽しんでいる。


今日の一枚。
流山のましやさん。隣が蔵になっている。