グッド ジョブ!!

鉱山の33人全員無事救出。
最初、このニュースを聞いたとき、これは駄目かなあと思ってしまいました。
なにしろ当初、全員を地上に出すのはクリスマスあたりになるって話でしたからねえ。
思わずえーっと言ってしまいました。


地下600メートルって想像もつきません。
みんなで励ましあっていたからこそでしょう。
もし、ひとりぼっちだったら、命は助かったとしても気が狂ってたかもしれないなぁ。

チリの人たちって、どうしてあんなに明るいんだろう。
「おれたちは元気だ。希望はすてない!」なんてメッセージを地下から何回も。

映像を見ているとやたらあちこちにチリの国旗がありましたね。日本だった絶対あり得ない光景。もう、国家プロジェクトですね!
カプセルには「フェニックス」なんて名前が。大きなスクリーンまで用意して、一人目がカプセルから出て来た時なんかもうサッカーのサポーターのようなフィーバーぶり。大統領まで登場して抱き合ったり。これで支持率少しアップ?
お国柄というものをつくずく感じました。




にしても、他の国の、それも地下600メートルの様子が世界中のテレビで映しだされるというのはすごいなあ・・・・・・。
アポロが月面に着陸した時も、その映像がテレビに出たときは感動しましたが、それに次ぐ感動というか技術の進歩を痛感。


んー、今は気分がハイになっているからまだいいんですが、気になるのはやはりひと月後、半年後の彼らのメンタル面です。いわゆるPTSD ですね。今回の体験が精神面にどんな影響を与えるか、ちょっと心配。
あと、鉱山会社の責任倍賞もこれから問われることになるでしょう。なんでも、この会社過去にも落盤事故で何人もの作業員が、命を落としているらしい。
この辺はきっちりやらないと・・・です。