ロウカだけどカイダン・・・ん?

どうなるかとはらはらでしたが、事態は少し落ち着いて来たような気がします。
それにしても一国の首脳が廊下で「会談」とはひどい話ではありませんか。
用意されたことだったのか、ばったり偶然会ったのかわかりませんが、
これだけ大きな問題なのに「やあやあ、どうもどうも」ってな感じでの25分間だったんでしょうか。
 中国は他にもノルウエ―のノーベル賞候補者のことでかみついていますが、思い上がりもいい加減にしてよって感じです。


温暖化防止に関する京都議定書には、うちはまだ発展途上国だからサインしないなんていいながら、軍備はぬかりなく増強してるじゃないですか。「先進国」と「発展途上国」を都合のいいように使いわけるしたたかさ。こりゃ人のいい日本は太刀打ちできません。「領土問題は存在しない」ではなくはっきり「尖閣は日本の領土だ」といえばいいじゃないですか。粛粛とか戦略的互恵関係とかわけのわからない用語で煙にまいてイエス、ノーをはっきり言わない。ふたことめには「議論を期待したい」。何も投げかけないでただ議論してほしいといってもなあ。
 で、今度はロシアの大統領が北方領土を訪問するとか、いや、来なくてもいいとか、またもめごとが起きています。
 

今回の騒ぎでひとつ感じたのは、基本的に日本はやはり自給自足を目指すべきだということ。
100%は無理としても減反なんてことはもうやめて小麦粉や米くらいは国内でまかなえるように農業に光をあててほしいです。もちろん畜産業も。
レアアースもそれに変わるものが最近開発に成功したようですが、自分のことは自分で出来るようにしていかないと、今回のように相手国の出方しだいで足元を見られて右往左往するようでは心元ない。市場を際限なく海外に求めていると、この先日本はスカスカになってしまうようで心配この上なし。
強い日本なんかじゃなくていい。身の丈にあった、車でいえばコンパクトで燃費がよくて丈夫でどんな国とも対等に渡り合える国家を目指すべきなんじゃないかと、そんな気がします。

今回、自民党ももう少し大人になって、中国とパイプをもっている人が助け舟を出してあげてもよかったんじゃないかと思いますよ。


まったくねえ・・・