さよなら歌舞伎座

5月2日 快晴、銀座に行って来ました。
ゴールデンウイークなので都心はすいているだろうと踏んだのですがあにはからんや
人ごみで街はごった返して、うっかり周りを眺めたりしようものなら前の人の足を踏みそうです。
ちょっと来たことを後悔しながらも、今月で取り壊しになるという「歌舞伎座」をめざします。

もと映画館街にゴジラ出現!

なんと、1時間1200円のパーキング出現!さすが銀座。

高いだけじゃない。80円の缶ジュース。さすが銀座。

風情ただよう・・・はずの風鈴売り。みんなそれどころじゃないという感じで通り過ぎていきます。

やっとたどりつきましたぁ。こんな横道でも写真を撮る人が。

ビルのすきまからさっそく鉛筆でスケッチを。しょっちゅう信号待ちの観光バスで視界が遮られて難儀しました。通行人が私を見ると振り向いて「ああ、あれなくなっちゃうんだよねえ」と話しながら通り過ぎていきます。
長く感じましたが時間にして3〜40分ほどだったでしょうか。もう帰ろうかなと思ったのですが、ちょっと気になっているお店があるので探してみる事に・・・。






資生堂」のそば、という記憶だけをたよりにしばらく歩くとそれは・・ありました。(ほとんど偶然)

月光荘 画材店」です。昔から銀座には何度も来ているのに、ここ8丁目まではあまり来なかったんだ。行動範囲の狭さを実感。
うっかりすると通りすぎてしまいそうな小さな店構え、看板もこっそりと。

取り扱い点数は少ないですが、月光荘オリジナル商品を中心につつましく営んでいます。ほんと、「売る」ではなく「営んでいる」「商っている」という表現がぴったり。
面相筆をみていると若いスタッフのおにいさんが水と紙片をもってきて試し塗りをさせてくれたのには感動しました。こんな体験はじめてです。B1は小さな貸ギャラリーと絵葉書ショップ。
自分たちが作った商品とお店、という自信と愛情が感じられて居心地のいいお店でした。こんどはもっとゆっくりと伺いましょう。





おなかがすいてきました。立ち食いそばでも、と有楽町駅まで来ましたがありませんねえ。
お!ガードの下にいい感じのレトロな食堂が。

カウンターに座って表にかいてあったハヤシライスを頼むと「ランチメニューは終わりなんです」
え?、時計を見るともう5時。そうかあ、もう「居酒屋モード」なのね。どうしよう、出ようかなんて考えていると手元には、もはやおしぼりと付け出しとお冷が・・・だめだぁ・・
結局酒のつまみのメニューから冷ややっこ(480円)ポテトウインナ(580円)それにウーロン茶を選んで食べてお昼代わりです。ひとりの食事にしては予定外の出費でしたぁ。