テレビウォッチング

ドラマ「泣かないと決めた日」「まっすぐな男」が終わりました。次男が好きで付き合いで時々見ていました。「泣かない・・・」は最後、あんなに冷たかった同僚たちがいっぺんに改心してしまったのには笑いました。「まっすぐ」は深キョン倒れるの電話を聞いて、これから大事なプレゼンだというのに同僚に事情の説明もせず、ひとこと「すみません」と言ってダッシュで飛び出してしまったのには目が点です。気持ちはわかるけどそこは説明はするべきでしょう。30秒もかからないんだから.
左目探偵EYE」 時々見てました。これまたありえない!!!何度心の中で叫んだことか。最終回、出血のはげしい兄をオンブしちゃだめでしょー。そこはやっぱり救急車呼ばないとぉ(笑)

 

 「霧の旗」の後半だけ見ました。前に見た倍賞千恵子主演の古い同名映画と比べながら。結局誰にも感情移入できないまま終わってしまいましたね。なぜ「松本清張」なのかもいまいちわかりません。あの時代の空気感まできちんと出さないと上っ面をなでて終わりになるということでしょう。何でヒロインが相武紗季でなければならなかったのかもわかりません。彼女はいろんなCMに出すぎだし榮倉奈々といい、旬なタレントを起用すれば視聴率があがるとも思えないのですが。




 「コードブルー」  山ピーがずいぶん渋くかっこよくなりましたがもう少し表情が豊かになるといいです。戸田恵梨香新垣結衣が時々区別がつかなくなって困っています(笑)丁寧にしかもまじめに人間を描いていると思います。でも、患者さんの前ではみなさんもっと笑顔がほしいですぅ。



 いろんなシーンに携帯電話が登場するようになって、ドラマがつまらなくなったような気がしています。セリフの途中で携帯が鳴ったりすると、こちらの思考がストップしてしまいます。昔はダイヤルを回す指のしぐさや受話器のコードをいじったりででいろんな演技が出来たりしたんですけど。

 あと、やたらと“屋上”でのシーンが多いのも閉口してます。あらたまった話があると必ずと言っていいほど学校やオフィースの屋上です。あれはなんなんでしょうか・・・・。もうひとつありがちなシチュエーションなのが「川」のほとり。それもみなとみらいやお台場などウォーターフロントが多い感じ。同じようなシーンが多いので、時々えーとこれはどのドラマのあのシーンの続きだっけ・・ということになるのでした。




「JIN−仁」みたいな面白い時代劇がまた出てくるとドラマも毎週楽しみになるんですが。




 「家族に乾杯」は面白いです。笑わそうなんてちっとも思っていない普通の人々が口にする何気ない一言が笑わせてくれるのです。人間ていいもんだ、人生捨てたもんじゃないとしみじみ思います。




 「ミュージックステーション」これも息子たちの付き合いですが、いつも思うのは、あれだけたくさんのミュージシャンを一堂に集めて一曲歌ったらあとはひたすらヒナ段に座ってほほえんでいるだけというのがなんとももったいない。「よろしくお願いします」というセリフがやたら多いこと。「ミュージックフェア」みたいな番組が1時間枠になるとうれしいな。それも7時台のゴールデンアワーで。一番良い時間帯がどの局も芸人の騒々しいバラエティーばっかりで・・・・・




休日の朝は「途中下車の旅」「遠くへ行きたい」をよく見ますが「旅人」の俳優さんがあんまりはしゃぎすぎだと興ざめです。「通りすがりの住人」の はずが、いかにも「待っていました」ということがばればれだとしらけますね。そういう点では「小さな旅」は控えめなナレーションのみのシンプルなつくりで好感が持てます。旅人気分にさせてくれます。






 我が家の朝は時計代わりに「ズームイン」。情報番組にしてはエンタメ・スポーツ関係が多すぎですが、まあテンポはいいし朝のぼけた頭にはいい刺激です。自ら流しているお天気コーナーのテーマソングそのものを「話題」にしてしまうなど「話題づくり」はお家芸自己完結型です。ちゃっかり夜の番宣まで組み込んでみたりのてんこもり。「それではみなさんご一緒に!月曜の朝にズーム・イン!」みごとに揃うチームワークの妙。揃うといえば「リアルタイム」の最後の一糸乱れぬお辞儀もテーブルにおでこが付きそうでいつも感心します。さすが日テレ。
一生懸命ボケに徹する羽鳥さん、それに気付かぬ西尾さん。息が合ってるんだか合ってないんだかビミョーなお二人です。(^0^)




 

ニュースでは鳩山邦夫さんの離脱騒動。新党を設立したいようですが、そもそもなぜ自民ではだめなのか、出て何をしたいのかがさっぱりわかりません。お仲間も思うように増えないようだし・・・・そういえば昔小沢幹事長新進党なるものを立ち上げました。いろんな「新党」が浮かんでは消え、生まれては消えて…という歴史がありました。何にこそ価値があるのか、何にこそ人はついていくのか、その辺が問われるのだと思います。





 こども手当、高校授業料無償化法案通過。どちらかといえば反対です。現金ではなく、保育所の増設や教職員、学校備品の充実、給食費の無料化、など社会のシステム、仕組みのほうを改善すべきだと思います。だって財源の国債のツケは結局未来の子供たちにのしかかってくるんですから。「アリとキリギリス」の話ですよ。





 普天間問題。いろいろな候補地が挙がっては消えていますが、基地をどこへ動かすかというレベルでいつまでやっていてもダメだと思いますね。臭いものはモトから絶たなきゃだめ。政府はアメリカに「日本に米軍基地はいらない」と真っ向勝負するべきです。沖縄県民もアメリカも納得出来る都合のいい移転先なんてあり得ないんですから。テレビを見ていると、解説者やコメンテーターや評論家が出て来てはいろんなことを言いますが、そこのところに言及する人があんまりいないのが不思議でなりません。日本のメディアの限界なのでしょうか。


福岡の切断遺体の事件がニュースやワイドショーなどで繰り返し報道されています。いつも思うんだけど、どこそこで火事があって何人死亡したとか、交通事故で何人死亡したとか・・・社会性の低いそういうニュースって必要なんでしょうか。なんのために伝えているのかわかりません。(札幌の老人ホームの火事や沖縄の米兵の交通事故などは別としても)チリやハイチのその後の様子とか他に伝えるべきことはあるはず。マグロの話もいいけど、私は世界の子供たちが今どう暮らしているかもっと知りたい。アフリカや北朝鮮やアジアなど途上国の子供たちがどんな生活を送っているのか、どういう支援が必要とされているのかもっと伝えてほしいです。それとサリン事件など過去の大きな事件の続報も忘れないでほしいのです。